みなさんこんにちは、
みなさんこんにちは、Yoshi-(ヨッシー)です。今回は、私の10年以上の投資家としての経験から、なぜ株式に通しをすべきか、株は危険ではないかについて、私の意見を紹介したいと思います。
株式に投資すべき理由 その1 インフレによる現金の価値の目減り

新型コロナの流行が収まった2023年あたりから、日本では目に見える形で物の値段が上昇しています。
実際日本のインフレ率は、2022年から毎年2%から3%を推移しており、確実にインフレトレンドに日本は入ったといえます。
そのような中では、銀行に貯金としておいていても毎年そのお金の価値は、2%ほど減少します(日本の銀行の普通預金金利は、よくても1%は行きません)。つまり確実に銀行に預けているお金は、その価値を減少させます。
他方で、日本株であれば配当利回り3%以上の株式は山のようにあります。仮にNISA制度を使わず配当から約20%(正確には、20.315%)を引いたとしても、配当金だけで、十分毎年のインフレに対応することができます。
また、インフレということは利益を上げている会社であれば、毎年利益を上げていれば、その利益率は変わらないとしても、利益の量は増えていきます。
例えば、ある商品を1万円で仕入れて10%の利益を乗せて11,000円販売している会社が、インフレで商品の仕入値が1万1千円となったとしても、同じ割合の利益を乗せるて、12,100円で販売すれば、利益は100円上昇します。
つまり、インフレの世の中では会社の利益は、総じていえば増加する傾向にあり、企業価値を反映した株価や企業の利益を株主に還元する配当金は上昇することになります。
そのようなことから、インフレの世の中においては、自身の資産を守るためには株など何か物に投資をする必要があります。
株式に投資すべき理由 その2 税制面での有利
先ほど、インフレの世の中では、自身の資産を守るためには株や金など何か物に投資をする必要があると言いましたが、投資対象の中でも、株式が税率等の面でもっとも優遇されています。
株式は、NISA制度を使えば年間240万円まで(投資信託を含めると360万円まで)、株で生じた利益(配当金も含めて)は非課税の恩恵を受けることができます。この点、NISAで購入できる投資信託も同じことが言えます。
また、仮にNISA制度を使わなくとも、約20%の税率を支払えばよく、その金額は自己の収入として合算されないため、その翌年の国民保険料があがるなどの影響がありません。また、株式と自己の給与所得は合算されないため、株式投資でいくら設けたとしても、給与所得に課税される税率には影響を与えません。
しかし、これがFXであれば、雑所得となり、国民健康保険に入っていれば収入としてカウントされてしまいます。つまりその分の利益も国民健康保険料の算定の基礎となる額に入ってしまいます。
(この点、普通のサラリーマンであれば、会社の社会保険に加入しているため影響はありませんが、フリーランスなどで国民健康保険に加入している人にとっては注意が必要です。)
また、ビットコインなどの仮想通貨の場合には、そもそも分離課税ではなく、収入の合計に課税される総合課税であるため累進課税が適用され、利益の大きさによっては最大55%の税率が課せられます。
このようにみると、圧倒的にNISA制度を使えることや、収入には参入されないことから、株式が税制面では優遇されていると言えます。
株式投資は危険?

ここで、インフレ時代において株式投資をすべきというと、株への投資はリスクは大きいという意見が出てくるかと思います。
しかし、先ほど紹介した通り、インフレの世の中では株式の価格は上昇傾向にあります。もちろんしっかりと利益を上げている会社の株式を選ぶ必要がありますが。
また、たしかに株式は会社がつぶれてしまえば、紙くずになるというリスクがあります。しかし他方で、日本には優良な大企業が多く、それらの企業とご自身が務めている会社を比べた時に、よほどの大企業に勤めている方を除けば、自身の会社の方が潰れるリスクは高いと思います。(もちろん、これも大企業であっても毎年しっかりと利益を出していることが前提ですが。)
しかし、会社に勤めている人にとって、その企業規模に関わらず、自身の会社が潰れるのではないかと気にする人はほとんどいません。そうであれば、ここでの株を購入した会社が潰れるリスクは、一般的に言えばそこまで高いものではないと言えます。
他方で、インフレの世の中では預金の価値は減少するのが必至です。そうであればそこまで高いとは言えない株式への投資のリスクを取って、自身の資産の目減りを防ぐべきだと思います。
最後に
今回は、なぜ株式投資に投資をすべきかについてを紹介します。
倒産リスクという意味では、直接個別株を購入するのではなく、投資信託を購入することである程度リスクを軽減することができます。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
Yoshiー(ヨッシー)
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