司法試験・予備試験の論文試験で、模試を受けるべきか、受け方とその注意点

司法試験・予備試験の論文試験で、模試を受けるべきか、受け方とその注意点 予備試験

みなさんこんにちは、元塾講師で予備試験合格者のYoshi-(ヨッシー)です。今回は司法試験予備試験の論文試験の模試を受けるべきか、模試の受け方の注意点とともに紹介したいと思います。

司法試験予備試験の論文試験の模試を受けるべきか

まず結論から言うと、司法試験予備試験の模試は、一度でよいので受験しておくことをおすすめします。

予備試験は、2日間、計10科目の試験があります。そのため、予備試験の短答試験と論文試験のわずか60日ほどの内で、2日間を取られるのは受験生にとって痛手となります。しかし、予備試験の二日間は思った以上にハードであり、特に予備試験の論文試験を始めて受ける受験生にとっては、2日間の過ごし方は、不慣れなはずです。

そのため、2日間の過ごし方と試験の順番などをあらかじめ知ることができるため、予備試験の論文試験の模試は必ず受験した方が良いと思います。

また、予備試験論文試験では法律科目は1科目70分ですが(法律実務基礎科目では1科目90分)、2科目で140分が原則となり(民事系は3科目210分)、時間の使い方にも注意が必要です。とりわけこの時間の使い方は、臨機応変に現場で対応する必要があるため、各科目ごとの時間配分にも慣れておく必要があります。(この点、必ずというわけではありませんが、験論文模試だけでなく、各司法試験予備校が出している、直前答練なども受講することをおすすめします。)

また、仕事などの予定や近くに模試の受験会場がないことから会場受験をできない場合は仕方ありません。会場受験は模試であっても独特の雰囲気があり、良い予行練習になりますし、自分で勝手に模試の時間を延ばすことができないため、まさにぎりぎりの時間で最後まで答案をまとめ書ききると言う体験ができます。そのため、仕事などの予定や近くに模試の受験会場がないことから会場受験をできない場合は仕方ありませんが、論文試験の模試を受けるのであれば、会場受験で模試を受けることを強くオススメします。

司法試験・予備試験論文試験模試の受験上の注意点 ➀

司法試験・予備試験の論文試験で、模試を受けるべきか、受け方とその注意点

ここからは、予備試験の論文試験の模試の受験上の注意点をいくつか紹介していきたいと思います。

まず、これは私が塾講師をやっていたころから、よく言っていたことですが、「模試は模試以上でも、模試以下でもないということです。」

模試でできなかった点は、本番でもできなかったということとを示します。また、少なくとも模試の結果は、ある程度の受験生の中での自分の立ち位置を示します。他方で模試は本番のシミュレーションに過ぎません。どんだけ模試で良い点を取っても、その模試結果で本番の試験の合格は決まりません。

そのため、模試の結果は結果として真摯に受け止める必要はありますが、過度に受け止める必要はなく、苦手な分野の発見の手段や、本番のシミュレーションとして利用することに徹すべきです。

模試の結果から、一喜一憂するのはどうしても仕方ありませんが、模試は本番のシミュレーションと考え、結果を気にしないことが重要です。さらに、模試でできなかった点については必ず復習をして、確認をするようにしてください。

司法試験・予備試験論文試験模試の受験上の注意点 ②

次に挙げる、注意点は模試の受験時期です。

予備試験論文試験では、だいたいどこの模試でも2回から3回の日程が組まれていることが多いです。しかし他方で、予備試験は短答試験と論文試験の間がわずか、60日ほどしかありません。そのため、どうしても、模試が行われるのが、論文試験の本番のおおよそ1か月以内となります。他方で、模試の採点がなされ結果が返ってくるまで2週間ほどかかります。そのため、模試の日程によっては結果が返ってくるのが、試験本番の1周間前であるということも珍しくありません。

もっとも、試験本番の1週間前に結果が返ってきたのでは、いくら模試終了とともに模範解答と解説が配られるとしても、どうしても添削結果を見ないと復習できない点も論文試験ではあるため、模試の復習には時間としても十分とは言えません。

また、論文試験本番の1週間前に受け取った模試の結果が良いものであれば、そこからメンタル的にも安定し勢いで試験本番を乗り切ることができますが、他方で悪い結果であればメンタル的に持ち直すことは良いではありません。

そのため、模試の日程を選ぶ際には、最低でも添削した模試の答案が試験開始のおおよそ2週間前に返ってくるものを選ぶことをオススメします。

司法試験・予備試験論文試験模試の受験上の注意点 ③

司法試験予備校であれば、どの予備校の模試が良いかは、個々人によって意見が分かれるところです。

正直なところ私自身も、もし内容からすればどこの予備校の模試であっても良いと思います。しかし他方で、1回の模試で2日間丸まる使うため、何回も模試を受けるのはあまりお勧めしません。本番のシミュレーションであることを考えれば、1回どこかの予備校の論文試験模試を受験すれば十分です。

もっとも、あえておすすめをいうのであれば、辰巳の論文模試はおすすめです。その理由は内容ではなく、口述模試の優先予約資格が、模試の受講者に与えられるからです(2020年度の場合において。よって変更の可能性あり)。

辰巳の予備試験口述模試は、刑事科目を元司法研修所の教官の方が担当するとの特徴があり(東京会場のみ、すべての日程ではない。)、とても人気のある模試です。そして昨年度から、その予約は辰巳の受講生や模試受験生に優先権が与えられます。

そして、口述模試の東京会場の模試はたいへんな人気のため、優先予約ですべて埋まる可能性が高いです。

辰巳の口述模試の優先予約権を確保するのであれば、論文模試は辰巳のものを受けるのもありだと思います(ただし優先予約の条件は変更の可能性あり)。

口述模試を考えなければ、特にどの予備校の模試を受けても私は良いと思います。

まとめ

予備試験論文試験模試は、本番のシミュレーションとして必ず受けることをおすすめします。しかし、模試を受ける際には、あくまでも本番のシミュレーションに過ぎないという考えのもとで受けて、できなかった部分の復習をしっかりすることが重要です。

また、あくまでも模試の結果は、模試の結果に過ぎないので、その結果に一喜一憂しないようにしてください。

最後までブログを読んでいただきありがとうございます。

Yoshi-(ヨッシー)

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