大学受験で浪人をするかの判断基準

大学受験で浪人をするかの判断基準 大学受験

みなさんこんにちは、元塾講師のYoshi-(ヨッシー)です。そろそろ今年の大学受験の結果かも私学の大学の結果が出ている頃だと思います。今回は、この時期になると悩む人が一定数いる、浪人をするかどうか、その判断基準について私なりに書いていきたいと思います。

浪人をするかの判断基準

大学受験で浪人をするかの判断基準

以前他の記事でも浪人をする際に考えるべきことについて、私の考えを書きました。

よければ、その記事も合わせて読んでみてください。

私自身も大学受験浪人を経験しました。浪人生活は本当に大変で、精神的にきつい面があります。もちろん成長につながる面も多いですが、できればしない方が良いと思います。また、人生の中で1年という貴重な時間を使います。そのため、浪人をするかは重大な決断だといえ、浪人をするかしないかは、よく考えるべきことだと言えます。

その記事にも書きましたが、浪人すれば必ず成績が上がるということではありません。受験の業界では、5:4:1の法則というものがあります。

具体的には、浪人を1年間してその中で、全体の4割しか成績が上がりません。残りの内5割が現状維持、残り1割が成績が下落となります。

ちなみに私自身も大学受験浪人を経験していますが、現状維持のままで第一志望はおろか、滑り止めぎりぎりの私立大学にようやく後期日程で合格することができたにすぎませんでした。

そのため、必ず大学受験浪人をすれば、今よりいい大学に合格することができるとは限りません

それでは、大学受験浪人を考える上で、私が思う基準は、このまま大学受験浪人をして成績が上がるかというものです。

今年の自分の大学受験の敗因を考えた時に、単に勉強時間不足であったのか、それともそれなりに勉強をしたが成績が上がらず不合格となったかのどちらにあるかをまず考えるべきです。

例えば、夏までクラブ活動に打ち込み、その結果受験勉強を始めたのが、秋以降で英語の長文対策が不十分であったといえるのであれば、時間不足が敗因であることが多いです。他方でそれなりに勉強は夏期以前にから始めていたのに、合格できなかったといえるのであれば、後のパターンの敗因であると言えます。

仮に、大学受験の不合格の原因が単なる時間不足であれば、浪人をすることで、勉強時間が増えます。そのため大学入試について浪人をするということを選択しても良いと思います。

逆に、それなりに受験勉強をしたにも関わらず成績が上がらず、大学入試に合格できなかった場合には注意が必要です。

この場合は、浪人をするのかよく考えなければなりません。

なぜならこのパターンが浪人をしても成績が上がらず、浪人の結果が出にくいからです。もちろん合格点と数点の差で、残念ながら合格できなかった場合は、浪人をして再チャレンジをしても、合格の確率は高いと言えます。しかし、逆にある程度の時間勉強に費やしたにも関わらず、あまり成績が上がらず、合格できなかった場合は、勉強の仕方自体が悪いということになります。

これは意外と意識されていないことですが、勉強はいくらしても間違った方法では、なかなか成績があがらず合格しないことがあります。

これは、2浪以上の受験生に多い傾向です。そのため、この場合での浪人をするのであれば、何が自身の勉強で悪かったのかしっかりとした敗因分析ができた場合に限り、浪人をすることが良いと思います。それの敗因が分からないにも関わらず、浪人をしても成績が上がる可能性はそれほど高くないため、合格した他の大学に進学するか、大学編入による第一志望の大学を目指すことを考える方が私は良いと思います。

特に浪人生は注意が必要

既に大学入試の浪人をしている人にとっては、さらに浪人生活を続けるのかはよく考える必要があります。

この場合には、ほとんどの場合が勉強の仕方を間違っているということができます。そのため浪人生活から中々抜け出せないという罠に陥る危険性があります。そのため浪人をして成績を上げることができるかは、よく考える必要があります。

どのような勉強方法を取れば、成績が上がるのか分かっているのであれば、さらに浪人をしても合格の可能性はありますが、それが分かっていないのであれば、さらに浪人をすべきではないと思います。

何度も言いますが、本当に間違った勉強をしてしまっていると、合格になかなか近づけません。そのため、何年大学浪人を続けても、合格に近づきにくくなります。必ず勉強の仕方を直す必要があります。

まとめ

本当に大学受験浪人をするかどうかは、大きな悩みどころだと思います。

他方で、勉強の仕方を間違えたままではせっかくの浪人生活も時間の無駄となってしまいます。そのため浪人をするかどうかの決断をする前にしっかりと、考えることが重要だと思います。

最後までブログを読んでいただいて、ありがとうございました。

Yoshi(ヨッシー)

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